つくば発 山ある記

山登り初心者の雑記帳

植村公子さん

尊敬する植村直己さんに奥様がいらしたと知ったのは、ナショナルジオグラフィック日本版のこの記事を読んだ時でした。

natgeo.nikkeibp.co.jp

 

植村さんが行きつけのとんかつ屋さんで出会って、公子さんに一目ぼれしたとありますが、私も一目で公子さんのファンになってしまいました。写真からも伝わってくるオーラが植村さんのそれと同じで、この人を見染めたとはさすが植村さん。なんて素敵なカップルなんだ。。。

 

植村直己 妻への手紙」も読み、私の中で公子さんは植村さんと同じくらい、大きな存在となりました。

 

5月に冒険館行事で志賀高原に行ったとき、「昨日公子さんに会った」と聞いて興奮する私に

 

「会わせてやる。」

 

と突如言い出した中出水さん(植村さんの明大山岳部時代同期のお一人)。お酒の席のことだから軽く聞き流し、それでもお気持ちが嬉しいなと思っていました。ところが中出水さんは本気だったようで色々と動いてくださり、先日ついにお会いすることが出来たのです。

 

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冒険館行事の時、「植村さんの大ファン」「公子夫人素敵」とはばかることなく公言していたのは私だけ。(私にしてみれば、友の会なのにどうして皆さんファンじゃないのか不思議ですが)中出水さんが公子さんに「こんな女性(私のこと)が居て・・」と話したら、会ってみたい!と興味を持ってくださったそうです。私は何を期待するでもなく、事実をありのままに口にしただけですが、こんな展開になるなんて人生面白い。

 

公子夫人は想像通りのチャーミングな方でした。

また、夫人と 山岳部OBの間には家族を超えた絆を感じ、素敵でした。

 

植村さんの遭難から35年経ちます。世の中はずいぶん変わったけど、この山岳部の絆は昔からずっと変わっていないのではと思います。ただ一つ、植村さんが居ないことを除いて。

 

公子夫人、山岳部OBの皆様、

これからもどうぞお元気でお過ごしください。

 

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