閑居山:百体磨崖仏と洞窟探検
2019年6月8日(土)
宝篋の女神さまに誘って頂き、お仲間との山行に飛び入り参加させてもらいました。今回の主目的は、百体摩崖仏を見に行くこと。ひゃくたいまがいぶつ、 と聞いても何のことやらさっぱりイメージ湧かなかったけど、行先が山なら二つ返事です。
* 女神と出会った日のことはこちら。
7時に市内某所で集合し、向かったのは宝篋山の少し先、石岡の辺りでした。朝日里山学校という山小屋的交流センターがあり、トイレやシャワー(100円)無料駐車場など登山者に嬉しい設備が揃っています。それもそのはず、この里山学校は毎回いしおかトレイルラン大会の会場になっているとのこと。ここに車を停めて歩き始めました。
これから歩く山。左から右に向かっていきます。雲が低く垂れこめているけど、まだ降っていない。良かった!
上はこんな幻想的なことになっていて、雨寸前の曇というのもなかなか良いものです。
葉っぱの真ん中にちょこんと実?つぼみ? 花筏という雅な名前の植物。
こちらはアジサイの仲間だとか。
尾根伝いに山を越えて閑居山に入り、急な斜面を下るとそこに百体摩崖仏がありました。百体摩崖仏とは「岩の平面に仏像がいっぱい彫ってあるよ」という意味だそうです。
辺りの巨岩には多数の線彫が施され、無造作に転がっている仏像は首のないものも多数。
百体摩崖仏について。「まがいもの」ではありません(^-^)
すぐ横にあるのが金掘穴。
しゃがんでやっと入れる大きさだけど奥行き15mもあります。ランプなしでは何も見えない暗闇だけど、ちらっと覗いた人が「なんか光ってる!」と。。。
先発隊が入ってしばらくしてギャーッと悲鳴があがり、バタバタッと出てきた数匹のこうもりに、私も絶叫してしまいました。丁度顔の高さに飛び出してくるので怖いのなんの。この先、生き物の写真が続くので、苦手な方はご注意ください。
【閲覧注意!】
気を取り直して入っていくと、 頭の中でインディジョーンズのテーマが鳴り始めました♪最初に見つけたのは大きなカエル。虫やカエルはキモチ悪い、怖いという先入観があるけど、顔だけ見るとなかなか可愛いものです。
奥の壁に、まだコウモリが居ました。コウモリもこっちに向かって飛ばれるとぶつかってくるようで怖いけど、落ち着いて見ると顔は可愛いかったです。この後、私達の侵入に騒ぎ出した彼らが洞窟内を飛び始め、驚いて飛びのいた時、岩肌にぶつかって肘を擦りむいてしまいました。初めての山での負傷。
同行者から頂いたベストショットです。
心臓ばっくんばっくんでアドベンチャー感満載。早くここから出たいと思いつつ、緊張しながらしゃがみ歩きました。
いやー、家から30分程度の所にこんな面白い場所があるなんて。金掘穴、怖かったけどめちゃくちゃ楽しかった。
他にない景色や植物を楽しみながら、里山学校に戻りました。
この辺は栗の木が多かったです。
これがその種類かどうかはわからないけど、筑波山の麓ではユメシホウという小麦が栽培されています。紫峰は筑波山の愛称。
帰りに近くのパン屋さんに寄りました。 フォルノアレーニャ・パネッツァというイタリアパンのお店です。
土曜日だけ店舗での販売あり。
パン、美味しかったです。ハード系のシンプルなパンが好きな私好み。近くにも、まだまだ知らない素敵な所があるものだと嬉しくなった一日でした。
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