宝篋山(第10回):女神との遭遇/新しい橋
2019年6月4日(火)
一昨日買ったグレゴリーの夏用ザックを使ってみたかったので、コーヒー道具を入れて宝篋山へ行きました。6時半、駐車場着。さっさと歩き始めたものの、スマホを車に置き忘れたので取りに戻ったその時。車外で身支度をしている女性に声をかけられました。お顔を拝見した途端、ピン!と来た私。
きゃぁ!この方こそ宝篋の女神さまに違いない!!
思い切って聞いてみると、やっぱりそうでした。K幹事長ご夫君から噂に聞いていたお知り合いの方。毎朝、宝篋山に登ってから出勤されるので宝篋の女神と呼ばれているそうです。最近、アンナプルナ山域に行かれたのでぜひお話を聞いてみたいとご紹介願い、会を企画してもらっているところでした。お写真を拝見していたのでいつか宝篋山でバッタリ会えるかなーなんて思っていたのですが、まさかこんなに早く会えるとは!
登りをご一緒させて頂き、読んだ本や好きな登山家の話で盛り上がりました。山が好きと言っても興味の対象や関わり方は人それぞれ。かみ合わないことの方が普通ですが、こんなに話の合う人は初めてでした。さらに、女神さまも植村直己の大ファンと聞いて大興奮!冒険館のこともご存じで植村さんの著書も読んでおられ、あの本を読んでファンにならない人がいるなんて不思議、という感想まで同じ!!
山頂で一緒に記念撮影し、K幹事長にラインで報告。ずーっと喋りながら登ったのでハードだったけど、良いトレーニングになりました。週末に予定しているお仲間とのトレッキングにも合流させて頂く事になり、解散。実は私、人の顔を覚えるのが苦手ですが、女神さまに関しては写真で一度拝見していただけにも関わらず、一発で分かったのです。ずっと会いたいと思っていた方にこんな形で遭遇出来て、宝篋山がますます好きになりました。
登りに道草食わずに歩いた分、下りは植物の撮影や鳥の声鑑賞に時間をかけました。本日のトップニュースは、極楽寺コースに新しい丸木橋がかかり、沢の左側(登り時)を歩ける区間が増えたことです。
道端で撮っているのはたいてい、今までなかったものや素敵!と思ったものです。
何の変哲もないけど形が気に入った葉っぱ。
登山口から駐車場までの間、田んぼにはオタマジャクシがいっぱい。水面の輪っかが涼し気です。これから稲が伸びていくのを見守ることにしましょう。
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