筑波山(第12回):まさかの卒業勧告(?)
5月後半は遠出が続いたので、そろそろ地元の見回りに行かなくてはなりません。誰に頼まれたわけでもないけど、10日空くと山は様変わりするので、ただ見逃したくないだけ。私が筑波山と宝篋山に通う原動力はここにあります。
2019年6月1日(土)単独行
6時半、駐車場に入ると隣の車はすでに下山してきた方でした。4時から登り始めたとか。日の出が早くなってきているので、朝特有の爽快感を味わうならもっと早起きしないと。
筑波山、最後に来た時は北側のキャンプ場コースを往復したので、南側はほぼ2か月ぶり。神社は令和の幕開け祝賀モードでした。
神社右手の川にカラーが咲いていました。
6時50分。迎場コースの入り口は葉が茂って真っ暗です。人通りの少ないコースなので一人で入っていくのがちょっと怖いくらい。
おたつ石コースで一輪だけ見つけたアザミ。ご無沙汰していた間に最盛期を見逃してしまったのか、他には見当たりませんでした。
頂上付近も色々、今までと著しく景色が変わっていました。ごつごつだった岩場が草に縁どられて可愛くなっています。
これから咲くお花もまだあります。植物は好きだけど名前を覚えることは諦めていて、きれいー!と思ったら写真を撮って満足。
お顔しか見えなくなってしまった大仏岩。
小さなシダが岩から芽を出しています。シダは大好きな植物だけど、小さい葉っぱも可愛いー。そして逞しい!
山頂前、最後の鎖場も木々に覆われて空が見えなくなっていました。冬の間も枝だけはあったのだろうけど、葉っぱが出ると景色が全く違う。。。
女体山山頂にも緑が押し寄せていました。
男体山も回って御幸ヶ原コース入り口付近。この猫はこの辺に住んでいるようです。
御幸が原コースを下りていると、男女川辺りから抜きつ抜かれの距離感で一緒になった、マムートの白いヘルメットをかぶった男性。手にゴミ袋とトングを持ち、落ちているゴミを回収しておられます。積もった落ち葉を脇によけたり、登ってくる人にここ滑るよ、なんて声かけもされていました。週に一回程度いらしてゴミを拾って行かれるとのこと。ただ登っても自分のためにしかならないから人の役に立ちたくて・・・とおっしゃっていました。自分のためにしかならない…うぅ、耳が痛いけど確かにそうだ。
筑波山と宝篋山ばかり登っていると言うと、私の歩行についてこんなことを言われました。
「後ろから見てたらストックも使わずカモシカのようでしたよ。そろそろ筑波山卒業したらどうですか?」
ええっ、そんな!カモシカと言われて悪い気はしないけど、筑波山卒業は無理ですー。まだ夏の盛りや秋を見ていないし、筑波山が好き過ぎて。白マムート氏は宝篋山を卒業したとおっしゃってました。
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