筑波山(第10回):初めての女子会
山の歩き方講習会で知り合ったRIKAさんが、3人のお仲間と一緒に筑波山へ来てくれることになりました。はるばる横浜から!このグループは全員、野中径隆さんの講習会受講者なので名前は野中会。
(講習会の詳細です↓)
海外に住んでいた時も、誰かが遊びに来るというと出来る限り楽しんでほしくて、張り切って計画を立てたり案内していました。今回は私のホームマウンテン筑波山の魅力を遠来のお客さまに伝えるという、またとない貴重なミッション。一昨日、師匠同伴で来た時にガイドネタの仕込みもバッチリ済ませています。
帰りの電車時間など制約もある中、なるべくたくさん希望を叶えて帰って頂くため、より綿密に計画を立てました。
4月9日(火)
9時過ぎにつくば駅で落ち合い、桜の名所などにも寄りながら筑波山へ。女性だけのグループで山に行くのも新鮮です。山だけでなく、直売所や人気のベーカリーでお買い物も楽しみたいということだったので、下山はケーブルカーを利用することに。その分、距離はあるけど変化が楽しいゴールデンルートを時間をかけて登りました。2日前と全く同じです。
神社→迎場コース→おたつ石コース→白雲橋コース後半→
女体山山頂→ケーブルカー利用→神社に戻る
迎場コース入り口のしだれ梅が見事。
おたつ石コース最初の登りがなだらかになった辺りで、山鳥に遭遇。筑波山10回目にして初めて遭いました。お客さんが居る時に出てきてくれるとは、なんてお利口さんでしょう。
女体山に登頂。お天気にも恵まれ、気持ち良い。
白いカタクリは今日も健気に咲いていました。
2日前は咲いていなかったボケのお花も咲いていたけど、この日は写真が殆ど撮れませんでした。皆さんをあそこにもここにもお連れしたい、でも時間通りに駅まで送らなきゃ、と思うとのんびりカメラを構えてもいられません。結局、立身岩にたどり着く前にタイムアウト。ま、一日ですべてをというのは無理というものでしょう。今日行けなかったところはまた秋にでも出直してもらうことにして、ケーブルカーで下りました。
山を下りたらショッピングの時間。つくばはパンの街と言われていて、女性の歓びそうなベーカリーがたくさんあります。その中でも一番つくばらしく、筑波山から行きやすいのがこちら。
3時になろうとしていたのでパンは殆ど空っぽだったけど、まるで予約していたかのように丁度4つ、食パンがありました。一人1個ずつお持ち帰り出来てめでたしめでたし。そこで誰かがぽつんと一言。
「あーここでお茶していきたいなー。」
「イイネいいねー。」
という訳で古民家を改装したベーカリーのテラスでお茶することに。あーもう、こういう展開になるのも女子会ならではです!
最後に駅ビルにある野菜直売所に皆さまをお連れしました。農家さんが直接持ち込む新鮮な野菜や果物が買えます。たいてい直売所というものは車がないと行けない郊外に多いけど、ここは駅に直結しているので公共交通機関で来られる方にお勧めです。
皆さんとても楽しんで満足して行かれ、私も嬉しかったです。誰にも薦められていないのに自主的に山に登り始めた私ですが、こういう交流があるともっと楽しくなりますね。一人で講習会に参加していた私に親しく声をかけてくれたのがRIKAさんでした。これからも大切にしていきたいご縁です。