ぐるっと山武50kmウォーク【前編】
4月13日(土)
千葉県山武市で行われた「ぐるっと山武50Kmウォーク」という大会に参加しました。体力づくりと脚力強化のため、山の師匠から勧められていたものです。50kmの歩行は富士登山に必要な体力の目安になるらしく、計画している人に事前の参加を勧めているそうです。私は計画していないけど。
朝4時半に家を出て、山武市へ。高速を成田で降りた筈なのに、いつの間にか空港内に入っていてちょっと迷ったけど、無事会場に着きました。開会式の後、6時50分スタート。歩くのは舗装道路の一部ですが周りはのどかな田園風景で、どこに行っても桜と菜の花がいっぱいでした。
こういう大会に参加するのも、50㎞という長距離歩くのも初めて。果たして完歩できるのか、身体がどうなっちゃうのか分からない事だらけだったけど、途中でリタイアしてもバスで回収してもらえるので安心です。出来ればしたくないけど。
コース途中に5カ所チェックポイントがあり、飲み物や軽食のサポートがあると聞いていたので楽しみでした。こちらは最初のチェックポイント。
歩いているとすれ違う車がライトを点滅させて応援してくれたり、チェックポイントが近づくと太鼓が聞えてきたり。ここでは近隣のホームから長寿の女性たちがお出ましくださり、ハイタッチでご利益頂きました。住民の方との交流や運営の手作り感に心が温かくなります。
第2チェックポイントで頂いたのはバナナと落花生の砂糖漬け。山武で育った落花生を地域の方が手作りしてくださったそうです。市販品とは一線を画す美味しさでした。
コース上にいちご農家があり、差し出されたいちごの香り高かったこと!黒いちごという種類だそうです。
第3チェックポイントは山武市役所。お昼頃だったので米粉麺が振舞われました。この麺もきっと地産品でしょう。
庁舎の床にはクッションシートが敷かれ、横になったり足を投げ出してマッサージする人もいました。事前の情報によると30Kmまでは何もしていない人も誰でも歩ける、40Kmを超えると身体が悲鳴をあげ始めるとのこと。24.2㎞のこの時点で、私もまだ大丈夫でした。とはいえ足を投げ出したい気持ちはあり、マットが空いていなかったので靴を脱いでベンチの上で延ばしました。
第4チェックポイントでは焼きたてフレンチトーストとフルーツのおもてなし。フレンチトーストが美味しくて、おかわりしちゃった。
全コースを何人かでリレー参加も出来るらしく、焼いてくれてる方は自分の担当が終わってからサポートに回ってくださったとか。ありがたや~。
ここからしばらく海を見ながら歩きます。
そしてこのチェックポイントの前後から、リタイアした人を回収するバスを見かけるようになりました。中には痛そうに足をひきずっている人も。第5チェックポイントで頂いたのはおしることふわっふわの手作りシフォンケーキ。(写真撮り忘れた)ここを出てからはさすがにふくらはぎの筋肉が固まったようになり、収縮しにくくくなりました。
道端に可愛いお花がたくさんありましたが、撮影のため一旦しゃがむと立ち上がるのが辛かった…。
最後の数キロは動かない足を引きずるようにして歩き、なんとかゴール。
この後、どっと襲ってきた疲れと事前準備については後編に続きます。