つくば発 山ある記

山登り初心者の雑記帳

筑波山(第4回):Yamapデビュー

登山を始めるにあたってスマホ導入を決めました。もちろん、登山アプリを使うためです。小さい画面とフリック入力が苦手なので、これまでどこに行くにもガラケーiPadを持ち歩いていました。でも、さすがに山では小型化軽量化を受け入れざるを得ません。私が使っている登山アプリはこちら。

yamap.co.jp

これを山に持って行くと、GPSによって行動内容がすべて記録されます。何時にどこを通ったかいちいち自分で記録しなくて良いし、「登頂した山」の数字が増えていく楽しみもあります。

前回、宝篋山と尖浅間山に初めて持って行ったので登頂した山の数は2になりました。でも、先日から再三登っている筑波山の名前がないのは落ち着かない。ということで、ヤマップ上に記録を残す目的で筑波山行きを決行。

 

2019年1月7日(月)単独行

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多くの企業が仕事始めだったこの日。三が日は大混雑だった筑波山神社も今日はひっそりとしているだろう、と思っていたけどそうでもなさそう。車を停めようと思っていたお土産屋さん、年末は300円だった駐車料金が500円になっている!同じ500円ならばと、神社に一番近い民間の駐車場に停めました。

 

第1回の時と同じルートをヤマップに残したいので、迎場コース→おたつ石コース→雲取橋コースに合流→女体山山頂→連絡路→御幸ヶ原 と進みました。そこから、第1回にはなかった男体山山頂に足を延ばし(登頂した山の数を稼ぐためです^^)御幸ヶ原コースを下山。ヤマップにはこんな風に記録されます。赤い線が実際歩いたルート。

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行動の軌跡が地図とデータで残ります

男体山を予定に加えた分、早く行動しなくては。ゆっくり写真撮ったりしないでサッサと歩こう・・・と、心して出発したのだけど、きれいな山の景色と気持ちの良い陽の光に包まれるとどうしても足が止まってしまいます。

 

つい見入ってしまう山で好きなもの。その1 木漏れ日。

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その2 大きな木に絡まるツル性植物。

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 その3 湧き水とシダ。

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御幸ヶ原コース中ほどの男女川源流

 

 女体山に登頂すると風もなく、日差しがぽかぽか。12月から今までで一番暑いと感じました。下がこれまでになく霞んでいたのは気温のせいか、お正月休みが終わったからなのか。

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 御幸ヶ原からは日光連山が、宝篋山からより少し大きく見えます。3日前より雪が少なくなっていました。

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10分ほどで男体山に初登頂。

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お賽銭箱に「奉納 木村屋總本店」の文字


これはあの銀座の木村屋では!?後で調べてみると、創業者の木村安兵衛が現牛久市の出身とのこと。筑波山神社にお参りして子宝を授かったご縁から、男体山と女体山の本殿にそれぞれ奉納されたようです。

 

男体山頂から南側、白く霞んだ街並みの彼方にキラッキラ光る長い線が見えます。一体なんでしょうねーと話していると、誰かが東京湾だと教えてくれました。

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この3週間で同じ山の同じコースをほぼ週1のペースで歩きましたが、毎回見えるものが変わるので飽きません。季節や天候が変わるともっと変化がありそうで、これから何度でも通いたい筑波山です。

 

下山して神社に戻ったのが午後2時11分。朝と打って変わり、境内は作業服やスーツ姿の人々でごった返していました。仕事始めにご祈祷に訪れた企業でしょう、商売繁盛の熊手や両目の入った達磨を持っている人が目立ちます。駐車場から出ようにも入って来る車が回遊魚状態に連なっていて、出るに出られない混雑ぶりでした。だからお土産屋さんの駐車場、値上がりしていたんだね。