筑波山(第7回):御幸ヶ原コースから登る
3月後半の休日は、遠方からのお客様や実家の手伝いなど予定が目白押しだったので、今週行くしかない。という訳で筑波山に行きました。
3月16日(土)単独行
3月3日に雨で撤退したため、1か月以上ぶりの筑波山です。来なかった間にどんな変化があったのか、、、期待に応えるかのように駐車場で出迎えてくれたお花たち。
木蓮のダイナミックな花、大好きです。
今まで歩いた筑波山の南側各コースに、私はこんな印象を持っています。
迎場コース:高低差が少なく、ウォーミングアップやお喋りしながら歩くのに最適。
おたつ石コース:見晴らしが良く、風景に変化があって飽きない。
白雲橋コース:後半(弁慶茶屋より先)は見所やパワースポットがたくさんあるが、前半は単調な樹林帯。後半にいち早くたどり着きたい時や木陰を歩きたい夏以外なら、迎場コース→おたつ石コースを回って弁慶茶屋から白雲橋コース後半に入るのがお勧め。
御幸ヶ原コース:ケーブルカー沿いに直登する樹林帯のコースで階段多い。疲れた身体で黙々と下るのにぴったり。見所ほとんどないけど夕焼けが見えます。
本当は北側の、キャンプ場コースまでの沢沿いの道が一番好きだけど、ここはヒト気がないので単独の時はちょっと怖い。
という訳で今のところ一番なじみ深く、楽しめるのがこの周遊ルートです。
迎場コース→おたつ石コース→白雲橋コース→女体山山頂→男体山への連絡路→男体山→御幸ヶ原コースから下山
今日はちょっと変化を求めて逆回りに、御幸ヶ原コースから登ってみることに。ここがコースの入り口です。
御幸ヶ原コースは短い距離で登るコースなので斜度がきつく、ここしか登ったことがないと「登山はただひたすらツライ」と感じてしまう方が多いようです。最後は長ーい階段地獄が待っていますし…。そしてここを降りている時、登ってくる人に「あとどれくらいですか?」ってよく聞かれるんですよね。。。
男体山頂上で見つけたつぼみ。どんなお花になるのか、また見に来なくては。
御幸ヶ原のお茶屋さんできのこ汁を頂き、
紫峰杉を見に行きました。途中の斜面一面に何かある!
フキノトウでした。
少し下ると、紫峰杉が。
そのすぐ奥に、男女川源流がありました。
傍らの苔がふさふさ♪ ロープにまでみっしりと。
女体山を回って、白雲橋コース、おたつ石コースへと下りる途中、今までなかったもの色々発見。女体山の三角点にこんなカエルさんが奉納されていました。
思わず中にリスを探した。
冬の間モノトーンだった景色が一気に色づいています。色鮮やかなお花や新芽に道草一杯食わされながら下りました。
神社境内のこの梅、数少ないながらもとても良い香りでした。
山に登り始めたのは冬でしたが、春の香りが濃厚に漂っているのを初めて感じました。冬の間も十分楽しかったけど、花が咲いているともっとワクワクします。この先山はどうなっていくのか、これからも目が離せません。