宝篋山(第11回):朝もやの中出会った二人
2019年6月22日(土) 単独行
この日は一日、友人の壮行会があるから山に行けないと思っていたけど、待ち合わせは朝10時。その前に帰ってくれば行けるじゃない! ということで逆算して6時5分に登山口をスタートしました。こういう時、宝篋山があってくれてよかったとつくづく思う。
朝早く来て嬉しいのは、道に落ちている物がまだ誰にも踏まれていないこと。。
このところ筑波山でもよく見かけるこの可愛い白いお花、地面に落ちているところしか見たことがなかったけど、今日初めて木で咲いている姿を見ました。ジャスミンの仲間かな。香りも似ているしツル性のようです。
山頂からは眺めも何もないけど、この季節、降っていないだけでよかったと思わなくては。
朝もやの中でコーヒーを飲んでいると、ちょっと火を貸してもらえますかと声をかけられました。
林業の人が着るような作業服姿のその人は、蚊取り線香に火をつけながら教えてくれました。これはヒルにも効きますよ、と。
聞けば、イノシシを狩りにきた週末猟師さんとのこと。ヒル対策をするような山行にはいく予定もないけど、後学のため記録しておきました。猟師さんの一言、重みがあります。
下山中は一人で登ってくる女性に、この先どんな感じですか、と聞かれました。今日が宝篋山二回目で、前回は友達に連れてきてもらったけどこの辺でバテて引き返したから、今日リベンジに来たそうです。話は続き、そのお友達と8月にインドに行くとのこと。友達はインドですごい山に登るけど、私は別行動するんです、と・・・。
あれ、なんか聞いたことのある話だ、と思ったので尋ねてみると・・・
「もしかしてそのお友達って、女神さんですか?」
「そうです!」
「やっぱりー!!」
先日この宝篋山で知り合った、女神さまのお友達でした。その場で一緒に写真撮ってライン。別の山を縦走中だった女神さま、びっくりしていたようです。
その後、休憩中だった猟師さんにもう一度遭遇。さっき火をもらったお礼にと、お勧めの経口保水パウダーを2本、頂きました。
ポカリスエットを倍に薄めたものを持ち歩いていますが、スポーツ飲料は塩分が足りないそうです。皆様も熱中症予防にいかがでしょう。
うつろう自然の観察と同じくらい、人との出会いや出会った人から教えてもらうことも楽しく、飽きもせず筑波山と宝篋山に通う原動力となっています。
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