つくば発 山ある記

山登り初心者の雑記帳

宝篋山(第5回):単独行のはずが‥・

街の用事が続いてしばらく山に行けなかったので、歩き方講習会で習った事をを忘れないよう、ジムのトレッドミルで鏡を見ながら復習していました。2週間が経とうとしてうずうずし始めた頃、急に休みが出来たので、これはもう行くしかない!

という訳で急きょ、一人で向かった宝篋山。

 

2月19日(火)

3時頃からお天気が崩れる予報だったけど、宝篋山なら短時間で往復出来るから気にせず出発。平日の曇天、しかも時間が遅いので、駐車場はガラ空きです。最短の極楽寺コースを行ってすぐ戻るつもりで歩き始めたら、遠くから誰かに呼び止められました。

振り向くと、駐車場を出た時、丁度車で入ってこられたご夫婦の姿が。その奥様が私に話しかけているようです。普通なら声をかけるには遠すぎる距離でしたがとても大きな声の方で、私は立ち止まり、あちらは近づきながら会話が成立。

 

一人ですか~とか、コースの事とかを聞かれたような気がします。平地の間は3人で歩いていましたが、山道に入るとご自分のペースでどんどん歩いて行くご主人。奥様は会った瞬間から、まるで何年振りかに再会した旧友のように途切れる事なくお話されるので、結果、この日は奥様とずっと一緒に行動することになりました。時々ご主人もです。ご主人はこの後、信州のどこか大きな山行が控えているらしく、その足馴らしとして古河の方から来られたようです。

 

天気の良い日はランナーも多い宝篋山ですが、この日は2、3組の登山者とすれ違っただけでした。誰もいない山頂。

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 登頂と同時に雨が降り始めたので、カッパを着て急いでお昼を食べました。この時も奥様に誘われて、同じテーブルへ。お相伴した自家製ピーナッツが素晴らしく美味しいと言うと、お手持ちのほとんどを持たせてくださいました。

 

食べ終わるとさっさと撤収して下山あるのみ。下山中も話題は随分と多岐にわたり、殆どが奥様のトークだったけど私の海外での生活に興味を持たれたようで、質問された事には私もお話しました。

 

雨の中、無事駐車場に着くとそのまま解散。お互い名前も聞かなかったけど、良くお話される奥様でした。知らない人が見たら絶対友達だと思われる自信あります。私はどちらかと言うと無口だけど、見知らぬ人と話す事には抵抗ありません。歩き方の復習はあまり出来なかったけど、こんな人も居るんだ・・・と思うと面白い一日でした。

 

夜、頂いた落花生を早速夫のおつまみに出しました。カメラに収めるまえに、ずいぶんなくなってしまいましたが。。。

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