針ノ木岳:①北アルプスデビューは突然に
◉事のなりゆき◉
ほとんど筑波山と宝篋山にしか行かないわたくし。本来なら暑い夏にこそ標高の高い山を目指したり、テント泊や縦走に手(足?)を出して山での経験値を上げていくのが筋というものでしょう。でも、私はそれらを飛ばしてヒマラヤに向かってもいいかなと思い始めていました。
もし私が今30代だったらちゃんと順を追って進んだことでしょう。でももうそんなに若くない。時間がなくて明確な目標があるのだから、最短距離で到達したい。ましてやヒマラヤトレッキングはシェルパにポーター、動物たちの力も借りる大名旅行。すべてを一人で背負って歩く日本アルプスの方が、よほどハードらしいじゃないですか。
水平移動に時間とお金をかけるくらいなら、国内の高い山には行かないでまっすぐヒマラヤを目指そう、と思いつつ筑波山で大汗流していた頃…。
突然、師匠が北アルプスに連れて行ってくれることになりました。以前、私の目的達成に必要な指導をしてくれると言った師匠。今回のメインイベントは、日本三大雪渓の一つと言われる針の木雪渓を登ること。火曜日に話が持ち上がり、金曜日の夜出発という急展開でしたが、モンベルに駆け込んで軽アイゼンを購入しました。
◉行程◉
普通は一泊二日で行くことが推奨されているルートを、日帰りするというハードスケジュール。でも翌日はすでに予定があったので、日帰りの方が好都合でした。
2019年8月9日(金)
22時15分 つくば発、北関東道経由 長野自動車道 安曇野ICへ
2019年8月10日(土)
05時5分 登山口発、針の木岳登頂後、下山
25時頃 つくば着
今回はトレッキングではなく、登山です。体力的にはハードな部類になります。辛かったら途中でリタイアしてもいいですよ、と言われていたけど、リタイアするつもりなんて毛頭ありませんでした。上で可愛い高山植物見たいし、達成感を得るために山に登っているのだから。
②に続く
ご訪問ありがとうございました。
いいね!のクリック
頂くと嬉しいです。
↓