つくば発 山ある記

山登り初心者の雑記帳

飯縄山(百Y山#20、#21)

10月最後の週末は女神隊の遠征で戸隠へ。麓のキャンプ場でテント泊する予定だったけど、良い所が見つかったのでペンション泊に変更。初めてGo Toキャンペーンの恩恵に与かりました。

 

2020年10月24日(土)

5:00 つくば発。道の駅で待ち合わせしたり、休憩や渋滞も含め、戸隠まで約6時間かかりました。メンバーは6名。初日は飯縄山に登ります。

 

飯縄山は北信五岳「みまくとい」の最後の一つ。

み→妙高 ま→斑尾 く→黒姫

と→戸隠 い→飯縄

 

紅葉の見頃だった事もあり戸隠神社は参拝客で一杯でした。鳥居の前で手を合わせ、我々は登山口へ。

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しばらく林道を歩き、 西登山口から入山。

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この週末、やっと晴れ予報が出ていました。10月に入ってずっと、週末は曇りか雨だった。やっぱり紅葉には青空が似合う!

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…と喜んでいたものの、上へ上がるにつれ雲が広がって。

 

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上の方は紅葉も終わり、木々も冬仕様に。山頂付近で雪がちらついてきました。雪の粒、見えるかな。

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古くから山岳信仰の対象であった飯縄山。随所にお宮があります。登山道沿いにも十三の石仏があると帰ってから何かで読んだけど、気がつかなかったな。

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手前の山頂に飯縄神社。

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その先、三角点のある山頂で百Y山20座目達成。

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下山途中の瑪瑙山(メノウ山)は21座目。

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秋の景色を堪能しながら下山。

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スキー履いてたらあっという間に降りる所ですが、秋の草木を愛でながら、刈り倒された草を踏みしめて歩きます。

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それほど酷い雨ではなかったけど、最後はレインウェアを着用しました。車に戻ったら、10分程で本日のお宿に到着。

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前回の涸沢テント泊の記憶も新しく、思えば宿泊施設利用はなんて楽なんだ〜!広々とした空間で濡れたものをすぐ干せて、お風呂入って乾いた服に着替えて。

 

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「登山・トレッキング・トレラン応援プラン」は1泊3食つき(夕、朝、お弁当)、1,500円のクーポン付きで6,500円。どんなに朝早くても朝食とお弁当を用意してくれ、必要なら登山口までの送迎もお願いできるそうです。お食事がこれまた期待を大きく上回る水準で。

 

朝4:30にお願いした朝食。ふわふわのパンも、ジャムやケチャップなどの調味料も全て奥様の手作りだそうで、地元の食材への慈しみが感じられます。お漬物や蕗味噌、きゃらぶきなどの保存食もとても美味でした。ジャムは6種類あり、お土産用の販売もあります。私はクーポンで杏ジャムをゲット。

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ここ、Gotoじゃなくてもまた泊まりたい。「登山・トレッキング・トレラン応援プラン」は11月30日までです

 ロッジぴこさんの宿泊プランいろいろ



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宝篋山(第56回):小田城コースを登る

まだ記録していない過去の山行を駆け足で振り返ります。記憶が新しいうちに・・・と涸沢の記事を先に書いたら、行ってからかれこれ1ヶ月が過ぎちゃった。

 

2020年9月28日(月)

11時過ぎのスタート。小田城コースを登りながら、好きな場所、見つけた物を撮ってみました。

 

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涸沢でソロテント泊④:一晩中雨に打たれ…

憧れの涸沢で、初めて過ごすテントの夜は雨でした・・・。

 

2020年10月4日(日)〜5日(月)

紅葉狩りを終えてテントに戻ってからの事。

 

実はここまでに私は、もし気づいていなかったら致命的なミスになったかもしれないしくじりを犯していました。家を出る時、慌ててパッキングしたのでうっかり「残り少ないガス缶」を持ってきてしまったのです。しかも予備を持たず。。。横尾で気づいてヒュッテに問い合わせ、売店で買えるとわかったので涸沢まで駒を進める事が出来たのですが…

 

さて、夕飯のお湯を沸かそうとすると、ストーブのイグナイターが効かない。カチッ、カチッと音が鳴るだけで火が点かないのです。これは気圧や気温が低いから、つまり標高の仕業。幸いこれは想定していた事なので、マッチを使って点火出来ました。

しかし、点いたと思ったらすぐにひゅ〜っと消えてしまい、あっけなくガス交換。ヒュッテで買えてほんと助かったー。ちなみにこの消えたガス缶、帰ってから家で使ってみたら勢いよくシューっと吹き出し、イグナイターも一発で点いたのです。高度の影響、恐るべし。

 

教訓その1:

標高の高い所へ行く時はタップリ入っているガス缶とマッチを沢山持参するべし

 

やっとお湯を沸かし始めたところで、ついに雨が降り始めました。小雨、と言えるぎりぎりの雨量だったけど止む気配はなく、しとしと降り続いています。周りの人々は皆、テントの中に入っている様子。私はテント内で火を点けるのがどうしても怖くて、お湯が沸くまで少しの間、外で降られるがまま。 でも、テント立てるまで保ってくれただけでも御の字です。

 

程なくお湯が沸いたものの、テントに入ってからも大変だったー。フリーズドライのご飯と、お湯で溶かすカレーを食べたのですが、どうやって食べたのかよく覚えていません。テントの中ではお湯やカレーを安心して置ける場所がなく、絶対にこぼすわけにもいかないので何をするにも片手は常にクッカーを持ったまま…(苦笑)  余ったお湯はテントの中で危険物、でも外に置くと冷めちゃう。テントの中でストーブが使えれば、沸かし直す事もできたんだけど。

 

教訓その2:

寒い所へは保温ポットを持参せよ

 

絶対こぼれないし冷めないし、一石二鳥。にしても、テント内でバーナー使えるようになりたいです…。

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ご飯を食べたらすることもないので、午後7時ごろ早々とシュラフにIN。疲れていたからすぐ眠れるだろうと思っていましたが、全く眠気を感じない。おかしいなぁ。普段は寝るの大好き、どこでも眠れるから家族に「眠りの専門家」と呼ばれているのに。気が張っていたのかもしれません。

 

雨風の音とフライのパタパタ音を聞きながら考えていたのは、明日の朝、雨の中でテント撤収する手順や時間の見積もり。それから、テントやウェアなどの高性能ギアってすごいなぁと思っていました。たった2枚の薄~い布の向こうは雨降って寒いのに、テントの中はあったか。シュラフの中はぽかぽか。今までほとんど地元の山でしか着ていない高性能ウェアも、やっと本領発揮できたってもんだ。笑

 

午後9時には山小屋の明かりも消えて真っ暗になると思ったので、その前に一度トイレへ。暗い中、濡れた岩場で滑らないように、また他人様の張り綱に引っかからないように気をつけながら歩きました。丁度雨の止んだタイミングがあったので今だ!とばかりテントを出たけど、もしレインウェアを着て行った場合、濡れたウェアはテントのどこにどうやって置けばいいんだろ?テントの外で脱いだら自分が濡れるし、中で脱いだら室内が濡れるし…行く前はそんな事もうじうじ悩んでいました。この疑問はいまだに解決していません。今度誰かに聞こっと。

 

その後、何時まで眠れなかったかわからないけど、いつの間にか寝ていて…

 

無事、朝を迎えることができました。夜中に浸水や結露して濡れることも想定して対策していたけど、大丈夫だった!

 

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すぐ口に入れられる物を適当に食べて、レインウェアを着てテント出たのが6時40分。トイレに行って戻ってきたらテント撤収。7時半、出発。悪天候なのでパノラマルートで降りるのは止めて、元来た道を戻りました。

 

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 本谷橋まで降りると雨は上がり、レインウェアを脱いで身軽に。

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徳澤園でやっと温かいお食事にありつけて、美味しかった〜♪

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予定より早いタイムで降りたので1本早いバスに乗りたくなり、明神から先は半分走る勢いで、午後1時7分上高地到着

13:15  シャトルバスで上高池発

13:45 沢渡着 車中泊仕様になってる車を元に戻してサッと日帰り温泉

14:35  沢渡発

19:00  東京着(所用あり)

21:00  帰宅

 

こうして初めての一人テント泊、無事終了したのでした。同行者が居るのも楽しいけど、一人なら自分の都合だけで日程が組めるのがいい。車中泊出来れば宿泊の心配なく遠くに行けそう。次はぜひ穂高まで行きたいです。

 

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

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涸沢でソロテント泊③:テント設営と紅葉狩り

2020年10月4日(日)

 

12時34分、涸沢ヒュッテに到着してからの続きです。

午前中の行動↓

tomoquito.hatenablog.com

山と渓谷に書いてあった、テント泊の基本行動。

・テント場に着いたら休む前に設営
・テントに入る前に十分な水を用意してトイレも済ませる

ここまでしておけば天候が急変してもテントに引きこもっていられるから、らしいです。というわけで到着後すぐに場所を物色、設営に取り掛かりました。(受付は2時からなので、先に設営するよう指示あり)  コロナ禍の日曜日ということもあり、ハイシーズンにしては空いていると誰かが言ってた。その言葉通りブース?は選び放題という感じ。広いテントサイトのどの辺に張るのが得策か全くわからなかったけど、夜、トイレに行く事を考えてヒュッテにほど近く、斜面の割と上の方に陣取りました。良かった〜雨がパラっと来たけどなんとか間に合い、今夜のマイホーム完成!

 

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ペグは持って来なくて良かったかも。涸沢では張り綱を石に巻くと聞いていたけど、テントの四隅とフライはどうやって?と思ったんです。そうしたら丁度その辺りに「次の方、使ってください」と言わんばかりに散らばっている小枝たち。そっか、これ使えばいいんだ。この技、ペグを忘れた時も使えそう。

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次は水汲みだけど、この時点でもう2時。お腹ぺこぺこでお湯沸かす気力もなく、水汲みの帰りにテラスでラーメン注文しちゃった。温かいスープが五臓六腑に染み渡る〜♪

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受付を済ませてテントに水を置いたら、紅葉狩りツアーへ。ヒュッテを離れてお散歩したい気持ちを抑え、テント場内で妥協。いつ降り出してもおかしくない空模様だったのです。紅葉は見頃の少し手前だったけど、よく色づいている所だけ見ればとても綺麗。鮮やか。

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これこれ〜!涸沢と言えば色とりどりのテント。人工的な色なのに、不思議と周りの紅葉と馴染んでいるのよね

…と、雨雲が忍び寄っているのも知らず浮かれていた私。そのせいで夕飯の湯沸かしの時、雨に降られたのですが。。でもこの紅葉狩りの間だけは次の行動のシュミレーションから解放され、ひたすら楽しんだ貴重な時間でした。初心者のソロテント泊は結構緊張するのです。

 

-④へ続く

 

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涸沢でソロテント泊②

2020年10月4日(日)

 

04:50  シャトルバスで沢渡発

05:35  上高地から歩き始める

12:34  涸沢ヒュッテ到着

 

前日の行動↓

tomoquito.hatenablog.com

 

 

初めての車中泊。夜中に到着した車のドア音を微かに認識しながらも、良く眠れました。3時半に起きて身支度し、ザック一つ以外全てを駐車場に置いてバスターミナルへ。バスの始発は5時だけど、待ってる人が多い日は前倒しで発車するそうです。この日、4:30には50人くらいの登山者が並んでいて、4:50に始発が出発しました。

 

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上高地に着いてトイレでコンタクトレンズを入れ、登山届を提出。歩き始めた5時35分頃、明るくなってきました。

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小一時間ほど歩いたあたりで、何か生き物ものがトコトコ私の横をすり抜け、え、こんな所に犬?!と思いきや猿の親子。ちっちゃい赤ちゃんを抱っこしたお母さんも居る!すぐそこが明神館で、多数の登山客が休憩していましたがものともせず、猿の群れが朝のお食事中でした。お猿さんも早起きなんだね。。。

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鼻息も荒く始発で出発したにも関わらず、実はこの日の予定がまだ決まっていませんでした。お天気良ければ迷わず涸沢に行くのだけど、最後に見た予報は曇り時々雨。空は厚い雲に覆われていて晴れそうにない。雨の中テント泊、憂鬱だなー。行こうか、戻ろうか。まとまった雨が避けられないなら徳澤園で何か食べて引き返すのもあり、と考えていました。が、徳澤園にあっと言う間に着いてしまったので、もう一足伸ばして横尾で進退決めることに。

 

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横尾の登山相談所で最新の天気予報を聞くも、雨予報は変わらず。でも気温が低くない、風も強くないのでそのまま行く事にしました。不快な事はあるかもしれないけど、死ぬような事ははないでしょう。幸いまだ降っていない。ここまで来たんだからもう行くしかない。

 

 

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10:25、本谷橋に到着。ここから本格的な登りが始まります。

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テント背負っての登り、荷物は重いけどここからが一番楽しかったな。登るにつれ景色は涸沢に近づき、秋が深まって行くんです。

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ついに来ちゃった。憧れの涸沢。お天気が今ひとつだけど、雨降っていないからいいさ。
さーて、これからテントの設営です。

-③に続く

 

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涸沢でソロテント泊①

上高地にさえ行ったことがなく、去年から機会を狙っていた私。登山者の聖地・涸沢が上高地の先にあると知って更に行きたくなり、紅葉の時期に行こうと決めて休みを取っていました。ちょうどその頃、私にソロテント泊を勧めていた女神さまの「私のテント泊デビューも涸沢だったよー」の一言で決心。涸沢でソロテント泊するぞー。

 

2020年10月3日(土)

5時半 つくば発 (佐野藤岡ICー松本IC高速利用)

11時  沢渡着

沢渡で色々準備して上高地観光、車中泊

 

金曜日の夜中に沢渡に着けば土日だけで帰ってこられるけど、今回は余裕を取りました。行きも帰りも一人で運転しなきゃいけないし、車中泊も初めて。前日まで忙しかったから必要な物を車に積みこむ以外の準備が出来ていなくて、明るいうちに沢渡に着く必要がありました。

 

8時過ぎ、甘楽PAで朝食休憩。助手席のカゴにはお菓子や果物がたっぷり入ってます^ ^

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沢渡では市営第2駐車場に停めました。バスターミナルまで徒歩3分、トイレへのアクセスも良く、足湯まであります。

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車を停めてまずした事は、寝床の整備。私の車は小ぶりの普通車ながら、後部座席の背もたれを倒すとフルフラットになるのです。身体を伸ばして水平に寝るスペースが出来た♪

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目隠しの断熱シート、事前に窓のサイズに合わせてカット出来なかったのでここでするという泥縄ぶり。それでもなんとか車中泊仕様になりました。明日は上高地に目もくれず涸沢を目指すので、今日のうちに余った時間、上高地へGo!

 

沢渡から上高地までシャトルバスで約30分。途中から穂高連峰の雄姿が見えてきた。綺麗だなぁー。

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1時過ぎ、上高地に到着。朝から温かい食事を摂っていないのを良いことに、着いたらまずは腹ごしらえ。

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上高地登山相談所。登山届けを予め書いて明日すぐ出せるよう、用紙をもらっておきました。

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河童橋まで歩いて

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また腹ごしらえ。笑

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インフォメーションセンターで山の状況など確認し、上高地偵察は終了。明日はとにかく朝一のバスに乗りたい。逆算するともうゆっくりしてはいられず、3時半前に沢渡に戻りました。バスターミナルの広いテーブルで、まだ終わっていない準備を続行。その内容とは…

①山岳保険の加入

②地図に通過予定時刻を書き込み、ルートの確認

③登山届けの記入

④山渓バックナンバーのテント泊記事を読む

まったく、家でやって来いよって事ばかりですね…汗

 

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駐車場の真ん前に首尾良く日帰り温泉があったので、入らせて貰いました。民宿と雑貨屋とお風呂が一体となった「ともしび」さん。

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素朴な作りながらいいお湯で、とっても温まりました。

 

明るいうちに車に入り込んだら夕飯は作るのも億劫になり、お菓子で済ませてシュラフに潜り込み。実はキュウキュウに詰めたザックからシュラフを出すのも面倒で、別に布団を持ち込もうかと思ったくらいです。車内専用に持ってくるべきだったと思ったのはランタン。灯りを、山で使うヘッドランプしか持って来なかったのは失敗でした。仕方ないから早く寝る。明日は3時半に起きて支度して、遅くとも4時半までには切符売り場に並ぶのです。初めての車中泊、明日起きれるのか?それ以前に眠れるのか!?この続きは次の記事で!


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筑波山(第50回):4連休最終日は観光気分で

4連休で唯一、秋晴れだった最終日。休日は混むし駐車料金が上がるから一人ではあまり行かない筑波山を、この日は敢えて選びました。連休どこにも行ってないから、ちょっと観光気分を味わいたかったのだ。

 

2020年9月22日(祝)

いつもの駐車場が一杯だったので神社の方に上がって行くと、丁度満車になった様子。

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いくつかある駐車場のどこにも入れず、戻ろうにも渋滞が出来始めていて、登りたい車、降りたい車、待ってる車で狭い道は身動き取れない状態。ハマった…と一瞬焦ったけど、対向車の前が車2台分位すっぽり空いていて、そこを通れば抜け道使って戻れそう。いつもは歩いている細ーい道なので車で通れるか心配だったけど、なんとか脱出出来ました。ほっ。

このまま市営駐車場に降りれば空いてるのはわかっていたけど、念のためいつもの駐車場の方を見ると、、、いつもの奥さんが手招きしている。まさか…⁉︎ そう、丁度一台空いていたのです!それも道路から一番近い特等席。5分前に通った時は満車だったのに、何という幸運でしょう。

 

早速、神社でお礼参りをして出発! 今日は迎場コース、おたつ石コースで女体山へ行き、男体山にも登って御幸ヶ原コースで下ります。迎場コースの入り口前には去年同様、曼珠沙華が咲き始めていました。

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まだ蝉の声に包まれていた迎場コース。連休中ずっと曇っていたから、久しぶりの日の光が嬉しい。パープルラインを走りに来たバイクの爆音が時々連なって聞こえると、秋の行楽地って感じがします。

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グーグルレンズで検索したらこの蕾、コウヤボウキ属と出ました。開いた姿もまた見たかったなー。

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キツリブネ。

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キツネノマゴ、だそうです。

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おたつ石コースの途中ですれ違った、小柄な白髪の男性。まさか、と思っだけど大当たり、つく爺こと生字引さんでした。私が筑波山でよく会うナンバーワンのお友達、御年81歳。メアド交換したけど今まで会ったのは全て偶然バッタリという、強力なご縁を感じる方。夏の間、私は筑波山にあまり来なかったのですが、私の山仲間・K幹事長には何度かバッタリ会っていたようです。これから登るんじゃ引き留められないからと、私に柿の種を持たせて下山していきました。会うと必ずお菓子を分けてくれるんです。 

 

最近、女体山山頂に落雷があったと聞いていたのですが、つく爺は大きな岩が2メートル吹っ飛んだとかヒビが入ったとか言ってました。見たら写真を撮るようにと宿題出されたけど、ちょっと探せる状態じゃなかった。山頂はこの通り。

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女体山山頂直下の岩場、混雑時は渋滞が発生するので我が家では「筑波山のヒラリーステップ」と呼んでいます。この日はそれほどでなく、大文字草が咲き始めていました!そろそろかなーと探していたので嬉しい。

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御幸ヶ原への連絡路には小さい秋がちらほら。

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ケーブルカーの長い行列を眺めながら遅めのお昼休憩。今までコロナで閑散としていたけど、今日はお店もホテルも御幸ヶ原も、お客さんで賑わっていました。平和な光景に心和みます。

 

男体山に寄って、下山前のエネルギー補給でも観光気分を味わい。

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麓の直売所で秋のお土産も調達。

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スーパーでは高価な国産のささげが、とても良心的なお値段でした。プロっぽい人があるだけ全部買い占めて行くこともあるそうです。山に持って行くおこわ作ろうっと。

 

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