筑波山(第34回): 駐車場事情と大御堂のこと
2019年12月28日(土)
年末休暇に入ったこの日。天気が良かったので庭の大掃除もしたかったけど、こんな日はやっぱり山に行きたい。お掃除は早く帰ってきてすることにしました。前回が曇り空だった筑波山の「お口直し」だ!このお天気で登り納めになれば、2019年も悔いなく終われるってもんです。
平日はいつもお世話になっている駐車場。大鳥居をくぐって行き止まりになる少し手前のお土産屋さんです。1日の駐車料金は平日300円、土日祝500円、繁忙期800円。この手前のお土産屋さんも同じ料金だけど、なぜか私はいつもこちらに停めています。
土曜日だったけど、この日は300円でした。ラッキー♪
ここから先何軒か続く旅館とお土産屋さんは、また違う料金体系です。
早とちりな私は1日300円と勘違いしそうだけど、300円は1時間の料金で、1日停めると500円。週末などは各店舗とも熱心に呼び込みしてるので、冷静な判断が求められるところです。行き止まりになっているこの道路、以前は狭くてどこかに入らないと方向転換出来ず、悪評高かったそうですが今は大丈夫。拡張工事して、普通車ならUターン出来ます。
●まとめ●1時間以内にお参りの終わる方は奥の旅館街に、登山者の方は平日なら最初の2軒おみやげ屋さん2軒に停めるとお得♪
この日はおたつ石コースから女体山、男体山を経て御幸ヶ原コースで降りるゴールデンルートを取りました。お天気が良いとどこ通って何をしていても楽しい。上に着いた頃はもう霞がかかっちゃっていたけど、富士山もうっすらと見えました。
去年の今頃はもっとくっきり見えていたのに。温暖化で海面の温度が下がりきっていないのかな。
駐車場の奥さんがよく周辺の状況について情報をくださるのですが、この日はずっと工事中だった大御堂が完成したと教えてくれました。
工事中は一体何を作っているんだろうと思っていたけど、建て替えだったようです。ウィキペディアによると大御堂は…
真言宗豊山派の寺院。山号は筑波山。本尊は十一面千手観世音菩薩。坂東三十三箇所第25番札所。東京都文京区大塚にある真言宗豊山派大本山護国寺の別院である。
と、由緒あるお寺みたい。奥さんに勧められたので下山後、見に行こうかと思ったけど、階段を半分登った所で引き返しました。なんだかすべてが新し過ぎて、、、宗教的な価値やご利益のことはさっぱりわからないので基準は自分の拙い感性一択ですが、私は、年月を経たものが醸し出すぬくもりや威厳のある雰囲気が好きなんだと思いました。
階段は登りやすかったです!
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宝篋山(第23回):山頂クリスマスパーティー
出勤前の女神さまと早朝、宝篋山に行くことになり、お互い都合の良かったのがたまたま12月25日でした。朝6時15分、小田駐車場に集合。せっかくクリスマスの朝早く行くんだから、どこかの木にデコレーションでもしたいな。その日の登山者皆さん驚いてくれるかな、、、なんて思っていたら、女神さまも同じことを考えていたようです。
2019年12月25日(水)
日の出が6時50分頃なので、家を出た時はまだ暗闇でした。暗い中、車を走らせているとどこか遠くの山へ行くみたいで、必要以上にワクワクします。駐車場で女神さまと落合い、歩き始めた頃はうす明るくなっていました。
まずは麓のハート岩で飾り付け。しばらく前から他の常連さんも色々飾っているようで、皆さんの宝篋山への愛を感じます。女神さまは雪だるまを追加。
私は紙で赤いポインセチアを作ってきました。山にハマる前の趣味の道具を使ってかんたんに出来るのです。本当は「満開」くらいに咲かせたかったけど、面倒くさくなって3つでギブアップ。
明日も来るという女神さまに回収を託し、その後は普通に山頂へ。私たちが一番乗りでした。
ツリーは頂いたクリスマスカードです。折りたたむと平べったくなるので、山に持ってくるのにピッタリ♪
コーヒーを入れて筑波山をバックに、メリークリスマス!
日光連山も見えました。
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雪山入門・机上講習会
最初に興味を持ったのがエベレストということもあり、山登りを始めようと思った時から、雪山は当然のように視野に入っていました。師匠から雪山デビューは残雪期が良いと言われているので、今年ゴールデンウィークに予定しています。そこへきて、「歩き方講習会」で教えて頂いた野中径隆さんの雪山入門・机上講習会があるというので参加してきました。
神田のとある会議室で、前半は雪山登山で知っておくべきことや、何に気を付けなくてはならないかという概論。後半は装備について、何が必要でどんな種類があって、無雪期用とどう違うのか…など詳しく聞き、とても参考になりました。その後神保町に繰り出し、山ショップで色んな商品を見ながらお買い物アドバイスして頂くというユニークな実習つき。
約10名のグループで神保町に繰り出し、私はとりあえず次に買うものの目星をつけてきました。自分のものはその日買わなかったけど・・・
実は、一緒に受講した可愛い若い女性(名前も覚えてませんが)に、グレゴリーのザック60リットル買わせちゃいました!
というのも雑談していたら、テントを買ったから夏はテント泊したいと言う彼女。しばらくして「ザックはやっぱり各大きさ必要だよねー」いう話になり、そこで彼女が24リットル1個しか持っていないと言い出したのです。えっ、テント泊するなら大きいの要るじゃない!見に行こ行こ。と、移動したザック売り場で見つけたグレゴリーのDEVA、色はプラムレッド。内側はピンクで可愛いのです。(実は私が欲しかった説あり・・)
もう一人の受講者さんと、ねーねーこれしょってみて。あんこ入れてもらった方がいいよ。キャー可愛い カワ(・∀・)イイ! 似合ってる♪ クリスマスプレゼントにしちゃおう!などと騒いでいたら「買います!」とキッパリ。
え、こんな高い買い物を、店に来た時は買うつもりなかっただろうに私に乗せられて即決って・・・あれだけ勧めておきながら目が点になった私たち。でもその決断、見ていて気持ち良かったです。そして楽しかった!自分のお財布を開けないでショッピングを楽しんだ気分でした。あの時のお嬢さん、おばちゃんを楽しませてくれてありがとね♪
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筑波山(第33回):1年経過
初めて自分の足で筑波山に登ったのが2018年の12月15日。ちょうど1年が経ちました。前回、薬王院コースから登ったので、この日はいつものように筑波山神社からスタート。
2019年12月19日(木)
すでに初詣受け入れ準備万端の神社。1年間無事に山登りを続けられたお礼と、今後の安全を祈ってお参りしました。
初詣の人出に備えてでしょう、新しく情報掲示板が登場。
1周年にふさわしく、ちょっとしたオモシロイ出来事に出くわした日でした。
出来事その1:地響き
つつじが丘からおたつ石コースを登っていると、後ろからどどどどど...と、すごい足音、というか地響きが迫ってきた。あっという間に私を追い越していったその集団は20人ほどの若い男子グループで、最後尾に二人の女子。全員が特徴的な革のショートブーツを着用していて、どうやらその靴が地響きを鳴らしていたようです。
こういう靴を着用して強靭な体力のグループって・・・?警察や自衛隊の方達かと思ったけど制服じゃないし、そのうち上の方から独特な掛け声が聞こえてきて、何かスポーツのグループかと思ったり。弁慶茶屋で休憩してくれたら追いついて聞いてみるのに…と一生懸命歩いたけど、ついぞその姿を見ることはありませんでした。とにかく早くて、ただ者じゃない集団に違いない。
出来事その2:笛を吹く美女
女体山山頂で灰色の景色を見ていたら、目の前で急に笛を吹き始めた美女が一人。。。
知らない曲だったけど、木のぬくもりを感じる笛の音は、山の景色に合いますね。私は普段ピアノを弾いているので、持ち運びの出来る楽器に憧れます。屋外で演奏なんて聞いただけでわくわくするし、これだけ頻繁に山に来るようになったので、山頂で何か演奏してみたい気持ちもあります。(海外で一度やった事あるけど、その時のことは別の機会に)大きな楽器は運ぶのが大変だから、口笛とか?またはヨーデル。♪ヨールレッヒッホー♪なんてこのワイドな空間に声が拡がったら気持ちよさそう、、、と思いながら、女体山を後にしました。
男体山山頂にも上がってから下山。ケーブルカーの麓駅では名残の紅葉がきれいでした。
もみじの葉っぱの重なりは、落ちてもなお美しい。
黄色い何かの蕾も発見!
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筑波山(第32回):初めての薬王院コース
筑波山へ行く時、信号待ちでいつも真正面に仰ぐ西斜面。
この斜面が、秋の深まりと共に染まっていくのが気になっていました。いつもこの交差点を真直ぐ進んで神社付近から登っているけど、ここで西斜面を見て期待が高まった割に神社側は色づいていないのです。そこでこの日はいつもとコースを変えて、西側から登ってみることに。交差点を左に曲がると薬王院コースがあります。
2019年12月12日(木)
どうしていつも神社からかというと、人通りが多いから。(たいていいつも単独行なので)それに薬王院コースには長~い階段があると聞いたので避けていました。(階段キライ)でも、行って良かった。
まず薬王院が想像以上に素敵な所で驚きました。筑波山の麓なのに何、この「遠くに来た感」は…。
正門。
ご本尊の後ろに三重の塔も。
脇にもお堂があり、最初こっちがメインだと思ってました…(汗)
周りは人が居なくてとても静か。
境内の巨木が、歴史の古さを感じさせます。(お寺は1200年の歴史!)
後ろ髪をひかれながらも登山道に入りました。最初は階段じゃなくて一安心。
単調な長い上り坂が続いて、舗装道を一度横切り、しばらく登ると階段ゾーン。
階段は7~800段と言われています。しっかり手すりがついていたり、つづら折りになっている箇所も。途中、何組かの登山者さん達とすれ違いました。
階段が終わってなだらかな傾斜地に入ると…なんだ、これは!?
非日常感を味わいながらも、見覚えのある御幸ヶ原の裏に到着。そのまま男体山に登頂しました。
お寺は椎尾山薬王院といい、山に登らない人も、ここを散策するだけでかなり見ごたえがあると思います。ひな祭りの頃には、池の小舟にお雛様がお乗りあそばすとか。3月になったらまた見に行こうっと。
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大菩薩嶺③(百Y山#5)【植村冒険館忘年山行2日目】
2019年12月8日(日)
「親不知の頭に着くまで、絶対に振り返っちゃいけませんよ」
前夜お世話になった介山荘のご主人が、お見送りの時くださった言葉です。介山荘を出て大菩薩嶺の山頂に向かう時、富士山は左後方にあります。親不知の頭で見る富士山が一番大きくて感動するのだとか。絶対振り返るもんか、と思って歩き始めたのにあと少しという所でうっかり目に入っちゃった。そんなつもりじゃなかったんだけど…富士山の位置は振り返るほどの真後ろではなかったようです。絶対目に入れたくない方は、「振り返らない」のではなく、顔を右に向けて歩けば大丈夫でしょう(笑)
ここからしばらくは富士山を横目に見ながらの山歩き。何という贅沢でしょう。お天気も良く、気分は極上!毎回この忘年会に参加されている方も、こんなに天気が良いのは初めてと、絶賛しておられました。
事前にストレッチ出来なかったので足の伸びが今一つですが…富士山をバックに年賀状用を一枚。
この後樹林帯に入って行き、丸川峠まで富士山とはさようなら。山頂は狭く、眺望がありませんが、、、
百Y山5座目達成。2019年12月8日、大菩薩嶺 標高2057m。
丸川峠までは日陰が続き、長~い霜や氷が見事でした。
苔に雪…美しい。
丸川峠から見た富士山。どこから見てもきれいだなぁ。。。
下山後、大菩薩の湯に浸かり、
併設のお座敷で馬刺しとほうとうのお昼ご飯。お新香やなます、炊き込みご飯など家庭的な味でどれも美味しく、何度もおかわりを勧めてくださいました。大皿料理も山もりの柿も、なくなりそうになるとすぐ次の山もりが出てくるんです。昨日の山小屋ご飯といいこれが山梨流?心温まるおもてなしでした。
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大菩薩嶺②【植村冒険館忘年山行・宿泊】
上日川登山口からものの1時間ほどで大菩薩峠に到着。
この日、泊まった介山荘はオーナーのお祖父さまが、小説「大菩薩峠」の著者・中野介山とご親交があったそうです。
皇太子時代の天皇皇后両陛下もお泊まりになりました。他、山番組で有名な方々のサインも多数。
夕食はカレーと聞いていましたが、お野菜や果物もたっぷり!
お部屋は4人部屋。部屋いっぱいに布団が敷かれ、ザックを置くと足の踏み場もないくらいでしたが一人一枚のお布団を占拠させてもらいました。廊下は一晩中ストーブが焚かれていましたが寝室は暖房なし。室内の方が寒いって…山小屋ならではですね。寝る時がすごく寒かったとの過去情報から、私はメリノウールのシャツとタイツを着ていました。その上に冬の登山ウェア、その上に買ったばかりの中綿ジャケットを「着る」のではなくかけて(着ると肩こりそうだったから)布団にイン。この状態で、寒くて目が覚めることはありませんでした。前日に慌てて買ったこのジャケット、軽くて薄いのにすごくあったかいです♪
翌朝。昨日の曇り空はどこかへ吹き飛び、きれいなご来光。。。
朝食はタンパク質と水分多めで、これから一日山を歩く登山者への気遣いが感じられました。
お茶目 (^-^)
気温はマイナス4度だけど、風がなく暖かい朝。
富士山を眺めながら大菩薩嶺を歩く一日が始まります。晴れて良かった~♪
③に続く
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