蓼科山(百Y山#19):②最大の予定変更
2020年9月5日(土)の続きです。
①はこちら↓
蓼科山から下山してデポしていたザックを再び担ぎ、出発したのが14時43分。雨雲に追われるように降りてきたけどすぐ持ち直し、さっきまで居た山頂がよく見えました。
本日の幕営地、双子池を目指します。
道はどんどん下って…
16時前に大河原峠到着。本当なら今朝、ここから行動開始の予定でした。やっとスタート地点に立てた…。あとは双子山の山頂を通過して、その先が双子池。もう一登りだ!
ゆっくりしていられないのであまり写真も撮れず、百Y山も諦めて通過。最後はしとしと降られながら17時22分、双子池に到着しました。
ずっと森を歩いてきたから水のある開けた景色がとっても新鮮。しかも霧がかかって、なんて幻想的なの。ですが雨は降り止む様子もなく、相変わらずしとしと。
この雨の中、テント立てるのかー。明日は濡れて重くなったテントを持って歩くんだ…と憂鬱になりかけた時、自然と口をついて出た言葉。
「ごめん、私、空いてたら小屋に泊まりたい。」
一人は「そうきたか!驚」
もう一人は「え、私どうしようかな…迷」
と反応が分かれたけど、二人はテン場へ、私は小屋で素泊まりすることに。重たいテントを担いできたのにあっさり小屋に泊まるのは全く問題ありません。だって、これくらいの山ならテント担いで歩ける事が分かったからそれだけでも収穫です。ご飯食べたらあったかいお部屋でのんびりしよう…
と食事の支度を始めたら、テン場に向かった二人が5分もしないうちに戻ってきました。やっぱり小屋に泊まるーって。テン場が小屋から遠く、夜中のトイレの事とか熊出るかもとか考えたら怖くなったんだって。
こうして三人仲良く小屋でお泊り。双子池ヒュッテは清潔で感染症対策もしっかりされ、とても感じの良い小屋でした。急なリクエストに対応して頂き、感謝します。
こうして今回のアルバムタイトルは「蓼科テント泊未遂」となったのでした。
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