宝篋山(第4回):イノシシ事情
の師匠の案内で、3月にワカサギ釣りに行くことになっています。ヤマ友niclou さんと、その打ち合わせと称して会った勢いで、明日また山へ行こう!って事に。
1月22日(火)
初めて大人女子二人での山登り。niclou さんは子供達を送り出してすぐに駆けつけてくれ、とりあえず北へ向かいました。下校時までには帰っていないといけないので、行き先は近くて早い宝篋山に決定。
極楽寺コースから沢に入った辺りにこんな物がありました。人工物だけど、ちゃんと周りに溶け込んでいる。
毎回、何かしら印象的な事があるんですが、今回は伐採作業中のボランティアの方とお話しする事が出来ました。ちょうど休憩中だったお二方。
2日前に山梨で、イノシシに襲われた方が亡くなられた事件を受け、イノシシが隠れそうな茂みを刈っているとのことでした。えっ、この辺にもいるんですか!?と、食いつく私。前回、丁度事件の当日でしたがホワイト氏奥様と「イノシシに逢ったらどうしたらいいんだろう」などと話しながら、この宝篋山を歩いていたのです。
イノシシが好むのは、日当たりの良い斜面。仰向けになって背中をゴシゴシするので、巣の前は丸く平らに整地(?)されているのが目印だそうです。頂上手前、常願寺コースとの合流地点近くでしたが、その辺りの茂みにもあったとか。
もし遭ってしまったら、背中を見せて逃げてはいけません。大声を出したり攻撃せず、静かにその場を去るそうです。出来るかなぁ。また、イノシシに向かって傘をバッと広げると逃げていくとテレビで言っていました。
それにしても、ただ自分の満足のためだけにやって来る私達登山者のために、こうして働いてくださっているとはありがたいことです。何度もお礼を言って別れました。
山頂から見た、この日の筑波山。
門限が早いので、周遊しないで極楽寺コースを下りました。
駐車場ももうすぐという平らな道を歩いていたら
右の茂みから目の前にウサギが飛び出して田んぼを突っ切り、山の方へ全力疾走していきました。
イノシシじゃなくて良かった。