中倉山②:松木渓谷
中倉山の続きです。下山までの事はこちら↓
2020年11月7日(土)
下山してからまだ時間があったので、駐車場とは反対方向、松木渓谷に向かって歩いてみました。
今回訪れた中倉山は足尾銅山の一角にあります。足尾は江戸時代から銅の採掘と精錬で賑わったものの鉱毒汚染で不毛の地となり、廃れた地域。松木渓谷は銅精製の過程で発生した廃棄物の堆積場でした。
カラミの堆積場。
遠目にも異質さがよくわかる、黒くてつるっとした斜面。
暑いくらいだったお天気も3時を回ると冷え始め、カラミの前を流れる川べりでお茶タイム。
温かい紅茶とお菓子、美味しかったー。
帰ってから調べてみると、人の居なくなった村や建屋の廃墟も広範囲にわたって多数あるようです。日本のグランドキャニオンと呼ばれる独特の景観に、経済発展の影の部分が透けて見えた気がしました。
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中倉山(百Y山#23):独特の景観
名前を聞いてもどこにあるかさえわからず、ただ知らない山だった中倉山。天気予報が良い方に外れ、日本のグランドキャニオンといわれる独特の景観と、名残の紅葉を楽しんできました。
2020年11月7日(土)
5:00 つくば発、銅(あかがね)親水公園駐車場まで2時間ちょい。(日光宇都宮道路以外、ずっと下道利用) つくばから栃木県の山へは早く安く、行きやすいのです!
この橋の向こう側に立派なトイレがありますが、施錠されて入れないー(朝7時頃)。駐車場の少し手前に公衆トイレがあったので、車で戻りました。山にもトイレはありません。
駐車場から登山口まで車道を歩くこと小1時間。
ここだけ撮るときれいな紅葉だけど、一部の木を除いて殆ど葉が落ちていました。
地味な登山口。
冬木立の中、フカフカ落ち葉の急斜面が続きます。
尾根に出た、と思ったけどまだまだ急登は続きます。
稜線に出てからは右も左もどーんと開けていました。下の方の禿山が独特。
日光男体山も見えてます。
遠くに山頂標が見えてきた。
百Y山23座目達成 中倉山 標高1,520m。
360度の絶景と、吸い込まれるような青空。Y字バランスにもってこいのシチュエーションです。そう言えば私がY字バランスを始めたきっかけは、グランドキャニオンでY字バランスしたいと思った事だった。あの時は準備期間が足りなくてインチキしたけど、日本のグランドキャニオンでリベンジ出来たよ!最高に気持ちよく。
「孤高のブナ」を見るため更に進みましたが、見逃してしまい、その先のガケガケに突入。恐怖と闘いながらへっぴり腰で歩くの図。写真では大したことないけど、上から見下ろすと両側超切り立って見えるんです。
お昼休憩を挟んで引き返し、孤高のブナ発見。
最初に見落としてしまったのは、きっと近すぎたから。孤高のブナが孤高に見えるのは写真の撮り方で、実はファインダーの外にはお友達が居るんです。私たちは山頂から稜線を通ってブナに接近しましたが、ぽつんと感を撮るには稜線下にある巻道(山頂は通らない)からアプローチし、この斜面の下の方から、見上げるように撮るのがベストと思われます。
下山後、おまけのピクニックの様子は次の記事に続きます。
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宝篋山(第59回):小町山の新名所
アップ出来ていなかった過去の記録を写真で振り返るシリーズ その4。
2020年10月20日(火)
常願寺コースで宝篋山を通り、純愛峠から東城寺を抜けて小町山へ。宝篋山で知り合った植物マダムのお誘いを受けて。
小町山ではマダムのお知り合いのボランティアさん多数と出合い、新しく出来た名所を教えてもらいました。
子宝の木。
股覗き展望台。
宝篋山はハート岩ですがこっちはハート「石」。これからハートが増えていくのかな。
前来た時、一部の地図に「吉沢四等三角点」とあった無名ピークは「鬼越山」という名前がついていました。ヤマップ も公認。ところで鬼、、、流行ってますね。
穏やかな小春日和、小町山からパラグライダーがふわり。
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高妻山
女神隊・戸隠遠征の2日目は、高妻山へ。私には多分、今までで一番厳しい山だったけど、雪化粧した紅葉を初めて間近で見ることができました。
2020年10月25日(日)
朝5時半、まだ暗いうちに宿を出ると、昨晩降った雨がフロントガラスに凍りついてる!やがて明るくなり始め、周りの山が真っ白になっている事が判明。雪山だぁ!
日が昇った直後、ほんの一瞬雪山のモルゲンロート!
麓は紅葉真っ盛り、高度が上がるにつれだんだん雪深くなり、、、
まるでシュガーコーティングされた紅葉の斜面。
高妻山もかつての修験道場で、一から十まで各ポイントに十三佛の名前がついています。
一不動 ニ釈迦 三文殊 四普賢 五地蔵
法螺貝の音も聞こえていました。
上級者向けの山なので、無理だったら途中で引き返すつもりでしたが山頂まで行っちゃった。写真撮る余裕があまりなかったけど、証拠写真だけは撮ったよ!高妻山 標高2,353m 戸隠連山の最高峰です。
ここからは同行者に頂いた写真です。鎖やロープもあり、雪で滑るから怖かったー。
宿で作ってもらったお弁当です。おにぎりのふりかけやきゃらぶきまで手作り。絶品でした。
後ろに見えるのが山頂。
下りは途中から、危険箇所の少ない弥勒尾根新道で。雪が溶けた箇所はぬかるみがひどく、スパッツ持ってくれば良かった。終日滑って転ぶ恐怖に晒されていたせいか、その夜寝入り端に「つるっ!」と感覚を伴う夢を見たほど(笑)グレードの高い山にも、余裕を持って登れるようになりたいと思わされた高妻山でした。
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