千曲川コース(浅間・八ヶ岳パノラマトレイル)【ロングトレイルハイカー入門講座】
ロングトレイルハイカー入門講座は毎回、1日目が座学で2日目に歩きます。今回は千曲川 コースを歩きました。5つあるコースのうち最長16キロのコースです。そんなに歩けるのかしら…なんて声もちらほら聞かれましたが、きっと大丈夫。なんたって全員、昨日の座学であちこちにキネシオテープを貼っているから、最高の身体パフォーマンスが発揮されるはず・・・。
キネシオテープのこと↓
2019年9月8日(日)
安藤百福センターを歩いて出発。登山道だけでなく、あぜ道や車道も歩きます。遠くに浅間を眺めながら、ゆっくりと移り変わる景色。スタッフさんがいろいろ面白い説明をしてくれて「へー」なんて思いながら楽しい道中でした。
伝説や気候風土など、いろんな説明を聴いた中で覚えておきたいことを2つ。
1.秋の七草とその覚え方
「お好きな服は?」
オミナエシ
ススキ
キキョウ
ナデシコ
フジバカマ
クズ
ハギ
春の七草は食べられるけど、秋は食べられません。
2.4月20日はジャムの日
1910年4月20日、(明治43年)長野県北佐久郡三岡村(現在の小諸市)の塩川伊一郎氏が「苺ジャム」を皇室に献上したことを由来に制定されました。2015年に出来た新しい記念日ですが、毎年この日にあぐりの湯(百福センター向かいの施設です)と、銀座にある長野県アンテナショップでイベントをやっているそうです。来年は行ってみようかな。
千曲川コースは街なかも通っていて、懐古園でお弁当を食べました。懐古園は駅の近くにある城跡の公園です。食べ終わる頃、私たちが占拠していたあずまやに年配の男性が登場。無造作に枝を入れたバケツを手に、これから草笛教室が始まるとか。準備の合間に1曲、演奏してくれました。
ちぎった葉っぱを1枚、唇に当てて吹くとおもちゃのラッパみたいな音がするんです。楽しいー。これは小諸の文化なのでしょうか。
習ってみたくて仕方なかったけど、時間になったので後ろ髪を引かれながら出発。30年間、毎週日曜日の1時からここで活動されているそうなので、機会があったらまた参加してみたい。
コースの最後は、昨日女神様とも来た風穴です。午後の1番強い日差しの中、木陰のない集落を歩いてきた身に冷たい風のなんと気持ち良いこと。さらに、ここで全員にご褒美のジュースが振舞われ、生き返りました。スタッフさんが前の晩からデポしておいてくれたと聞いて感動。なんというおもてなしでしょう!
ちなみに、百福センターのスタッフの方が風穴保存会の役員をされている関係でデポできたそうで、誰でも勝手に好きなものを冷やしていいわけではありません(笑)
山らしい山には登らなかったし登頂もしなかったけど、そこに住む人々の生活や歴史を感じながら歩く小旅行、とても楽しかったです。車で回ればあっという間の距離だけど、歩くからこそ自然と触れ合えるし車の入れない所にも入っていける。私は車で移動していても周りの景色がいいとガードレールを越えて歩きたくなる傾向があり、ロングトレイルを歩く旅がとても魅力的に思えるのです。
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