筑波山(第2回)
装備が揃い、師匠に導かれて一度は登頂・下山を経験した…→筑波山(第1回)ということは、同じコースなら一人でも行けるということ。天候が良い日は時間が許す限り、筑波山へ行きたいと思うようになりました。
2018年12月27日(木)
この日は夕方、年内最後の単発仕事が入っていたので決して余裕はなかったけど、どうしてもこの日に行っておきたい理由がありました。というのも2日後の土曜日に、前回同行した友達とまた登ることが決まっていたからです。土曜日に登るなら金曜日は一日空けたいので、木曜日に決行。(普通は土曜日に登るからいいや、となるのでしょうが、せっかくの冬季休暇中なので…)「3時までにシャワーして帰宅」することを目標に行動計画を立てました。
「山で使う筋肉は山で作られる」とは、好日山荘の人が言っていたこと。一人で行く山、目的の半分はトレーニングです。ジムの代わりのようなものだけど、それでも備えはしっかりと。筑波山と言えど単独行なので、万一に備えてサバイバルシートとホイッスルをザックに入れました。因みにこの二つは、好日山荘の人に聞いた単独行のオススメ必需品です。
7時40分に家を出発。車で筑波山へ向かいます。
今回は復習登山。前回歩いたコースをそっくりそのまま辿り、前回はお喋りに夢中で心に入って来なかった景色や見所を再確認しました。
写真を撮ったり植物や景色を眺めながら歩いたので、ゆっくりなぺ―スです。
ご神体といわれる筑波山、登山コース上にも小さなお社や神社が点在しています。この先、山頂までの間は特に奇岩やパワースポットが集まっていますが、数が多いので写真はまた別の機会に。
二度目ということもあってか、「あれ、もうここ!?」という感じで各ポイントを通過し、頂上に着きました。目標としていた「単独登頂」達成。でも、無事に下山して家に帰るまで、本当の達成と言えませんね。怪我しないようさらに慎重に歩かねばと、靴紐と一緒に心も引き締めました。
男体山への連絡路を通って12:25、御幸ヶ原から下山します。前回は時間が遅かったので殆ど景色が見えなかったけど、今日は溢れる木漏れ日が暖かく、爽快。中間地点で休憩していると、運よくケーブルカーのすれ違いも見ることが出来ました。
13:45、ケーブルカー宮脇駅に無事到着。上で冬枯れの景色を見慣れた目に、名残の紅葉が秋に逆戻りしたように映ります。
目の前の温泉に入りたいところですが、次の予定もあるので帰り道、勝手知ったるスポーツジムに寄りささっとシャワー。自宅に着いたのが14:50でした。登山してきたのがうそのように全く疲れを感じず、予定通りレッスンして、いつものように夜を過ごすことが出来ました。
筑波山に登るということが特別な事じゃなく、近所のスーパーやジムにでも行くくらい、生活の一部になっていくといいな。来年はそんな年にしたいと思っています。