雪山デビュー【ロングトレイルハイカー入門講座・1日目】水ノ塔山①
安藤百福センター主催のロングトレイルハイカー入門講座。5回シリーズの最終回は、スノーシューハイキング。冬の間「冬眠」する登山者も多いと聞きますが、私は最初に興味を持った山がエベレストだったこともあり、雪山を外すことは考えられませんでした。山に登り始めたばかりだった昨シーズンは筑波山でおとなしくしていたけど、今シーズンはこの講座で雪山デビューするため、準備を進めていたのです。主に装備ね。
2020年2月8日(土)
6時58分発 あさま601号に乗車。
佐久平では相当な数の冬山装備の人々が降り、路線バスは積み残しが出たほど。このバスで今回の集合場所、アサマ2000スキー場へ向かいました。
アサマ2000にはスキーをやっていた頃、来たことがあり、雪質がとても良かったのを覚えています。今回、私はスノーシューとスノーブーツをレンタルしました。ウェアは自前。大菩薩嶺に行く時買ったアルパインジャケットと、実は今回、対応するアルパインパンツも購入したのです。直前までボトムスはレインウェアで代用するつもりだったけど・・・ポイントが溜まってたり、いろんな巡り合わせでこうなりました。
ちなみにジャケットとパンツ、どちらか一方だけを雪山用にするとしたら、パンツから揃えるのがお勧めなんですって。(野中さんの雪山講習会で習った)雪山用は、雪上で滑りにくい生地‥とかいう理由だったと思います。
靴も一応、自分のトレッキングシューズを持ってきたけど、3シーズン用なので寒いだろうということで、レンタルのブーツを履きました。もうね、出発までに時間かかったのなんのって。装備に慣れてないから何をするにも時間がかかる。(何度か筑波山にでも着て行って慣れておくべきと思った)それにレンタルしたブーツ、スキーをやっていた頃(四半世紀前)からずいぶん進化しているので扱い方がわからなくて、ほかの参加者さんに手伝ってもらってやっと履けたありさま。遅れてみんなに迷惑かけちゃいけないと必死でした。スノーシューを履いただけでどっと疲れが…。
スノーシューを履いて歩きだしたと思ったらすぐ外れるし、慌てて直そうにも、インナーグローブをつけた指が思うように動かないー。焦りまくりだったけど、どうにかスタート出来ました。
リフト1本を降りた頃から青空が見えてきた!
ここからスキーヤーが降りていくのと反対方向に歩く私たち。スキー場の雪景色なら見慣れているけど、 今まで近寄ることのなかった「コース外」に入って行くのです。ついに来たぞ、雪山~!
長くなりそうなので②へつづく
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Y字バランスへの道②
身体の超硬かった私が、Y字バランス出来るようになるまでの記録です。
最初から読んでくださる方はこちらへどうぞ↓
2009年4月、ジャマイカでの生活が始まりました。
引っ越しのどさくさでY字バランスのことは忘れていたのですが、クリスマスに家族でグランドキャニオンに行くことが決まり、ふと思いついたのです。
グランドキャニオンで突然Y字バランスをして家族を驚かせてやろう
当時、体操部だった息子は観光地などで必ず逆立ちして写真を撮っていました。息子が逆立ちなら、私はY字バランスだ!グランドキャニオンのような壮大な場所こそ、Y字バランスするのにぴったりじゃないでしょうか。出発まであと2か月、身体はまだ超硬いままの私…早急にY字バランスが出来るようにならなくてはいけない。そこで、私はある所へ弟子入りすることを決意します。
ジャマイカにはなんと、日本人の先生が運営する体操ジムがありました。先生は青年海外協力隊でジャマイカに器械体操を教えに来て、任期が終わった後も残ってご自身でジムを開いたというフロンティア方精神あふれる方。その先生に電話して聞いてみたのです。グランドキャニオンでY字バランスしたいので、教えて頂けないでしょうか、と。
先生、大爆笑。当然ですですよね、こんな生徒、前代未聞だったと思います。でも、面白がってすぐ引き受けてくれました。念のため「私は身体硬い、運動音痴、高齢の三重苦ですが大丈夫でしょうか」と確認したところ、
「どんな人でも指導するのが私の仕事です!」と心強いお言葉。
こうして私は指導者を見つけ、週2回、念願だった体操教室で特別個人指導を受けることになりました。ちなみに「特別」というのは、ほかの生徒さんとあまりにレベルが違い過ぎて入れるクラスがなかったからです…(苦笑)
ーつづきはこちら
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筑波山(第37回):梅園と北斜面
2020年2月2日(日)
女神さまを中心とする山好きグループ(総勢11人)に入れてもらい、筑波山へ。蝋梅が満開との情報があったので、真っ先に梅園に向かいました。梅まつりまであと約2週間だけど、もううっすらと染まっています。
蝋梅は見つけられなかったけど、梅に富士の図をカメラに収めて出発。
まず全員で目指すは御幸ヶ原。年齢も経験も多様なグループですが、無事到着し、展望台で休憩。各地のおみやげやコストコの新商品など、おやつが豪華です♪
みんなで女体山山頂へ行った後、距離別に3つのグループに分かれました。
①御幸ヶ原コースで下山組
②白雲橋コースで下山組
③ロングコース組(北斜面を降りてキャンプ場からつつじが丘に回りこむ)
コースがいくつかあって人もたくさん居ると、体力に応じて行動量を調節出来ていいですね。疲れた人は乗り物利用もあり。私はロングコースを選択して、一人ではなかなか行けない北斜面を満喫しました。
沢をいくつか渡って、つつじが丘駐車場に到着。以前から、あっちの方から人が来るな…と気になっていた場所から出てきました。これで筑波山の全コースを踏破したことになります。ばんざーい!
迎場コースから神社へ、そして見つからなかった満開の蝋梅を探しに梅園に戻りました。午後の陽気がぽかぽか。青空に映る花の色を見ていると、気分はもう春です。
最後の最後に蝋梅の場所を突き止めました。もう終わりかけていたので、来年はもっと早く来よう。そういえば1月4日に来た時、筑波山の別の場所でもう咲いていました。
筑波山梅まつりは2月15日から。まつり期間中は渋滞するので、行けるなら会期前がねらい目かもしれません。今はもう少し開花が進んでいるはずです。
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Y字バランスへの道①
「日本100Y山プロジェクト」を勝手に立ち上げ、一人挑戦中。各地の山頂や絶景ポイントでY字バランスしてカメラに収めています。先日、その足どうやって鍛えたの?と質問が寄せられたので、これまでを振り返ってみたいと思います。
Y字バランスやってると、昔体操やバレエをやっていたとか、もともと身体が柔らかいと思われているかもしれませんが、違います。その逆で、Y字バランスするために日々ストレッチをし指導を仰ぎ、トレーニングしたのです。実は子供の頃から身体が固かった私。足を延ばして座ると前屈90度以上曲がらないありさまでした。そんな私がどうしてY字バランスに興味を持ち、どうやって出来るようになったのか。
きっかけは2006年、息子が部活で器械体操を始めたこと。試合の応援に行き、飛んだり跳ねたりしている選手たちを見ているうちに自分でもやってみたくなりました。宙返りなんかは難しそうだけど、床の静止技、Y字バランスなら設備もいらないし、柔軟性だけ高めれば出来るんじゃないか、、と思ったんです。息子が高校卒業する時までに出来るようになって、卒業の記念写真は一緒にY字バランスで…なんて妄想していました。大人の体操教室を見つけて体験レッスンに行ったりもしたけど、通うにはちょっと遠い。どこか近くで教えてもらえないものか…と思っていた頃、夫の仕事の都合でジャマイカに引っ越すことになりました。
野望はしばらく封印することに・・・なるのかと思いきや。なんとY字バランスへの道は海を越えて、ジャマイカにも続いていたのです。
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筑波山(第36回):下は水浸し、上から雪山がたくさん見えた
2020年1月30日(木)
まだ暗いうちに家を出て日が出た頃、筑波山に到着。
神社にはもう梅の花が咲いていました。
朝の迎場コースは木漏れ日がとっても気持ち良いのだけど、この日はびっくり。一昨日の大雨がまだ引いていなくて、登山道が小川になっていました。降ったのが夜中なのでそんな大雨が降った認識はなかったけど、昨日の朝は冠水した道路もあったようです。
あずま屋からもぽたぽた。。。
いつもは涸れた沢も急流になっています。
男女川源流も激流に。
山の下半分は水浸しでした。降った雨が一日かけて下りてきたのでしょう。冬ってもっと乾燥していなかった?
女体山山頂から富士山を見て
御幸ヶ原から最近いつも雪の日光連山と
そのずっと右側に連なる山も珍しく白くなっていました。方角的に那須とか、もしかして八溝山も?雪山が見えると単純に嬉しい。雪化粧という言葉もあるくらいで、雪山こそ山の第一礼装と思っています。
男体山山頂からも富士山を眺め、山頂直下のベンチで早めのお昼。最近、日当たり良く静かなここが気に入ってます。
御幸ヶ原コースを下りる前に、もしかして今日来てるかな・・と、生字引さんに電話してみたらやっぱり!御幸ヶ原の、私がいるすぐ近くをこっちに向かって歩いていることが判明。はたして2分後に現れました。これだけよく会うってことは、偶然というより行動パターンが同じなんですね。せっかく会えたので自然研究路を一緒に歩きました。生字引さんは御年80歳で、10歳の時から筑波山をくまなく歩きまわっている方です。5分に1度くらい知り合いに声をかけたりかけられたりで、顔の広さにびっくりです。
コースをちょっと外れた所に展望の良い岩がありました。眼下に広がる桜川市。富士山を見てから、、、
視線をぐっと右へ移すと富士山を小っちゃくしたような、榛名山。
その右に日光男体山と、形の良い雪山が3つ一度に見られる場所です。ここから朝日を受けた筑波山の影も見えるのだとか。春にニリンソウで埋め尽くされる斜面も教えてもらい、これからの楽しみが増えました。
願い事を書いた石をみんなが置いていく大石重ね。よくもこんなに丸くてきれいな石ばかりそろったものだ。。
私の願い事って、何だろう。健康?平凡な毎日?家族の幸せ…その時は決められなかったけど、今、切実な願い事を思い出しました。
「怪我をしませんように」
訳あって現在、絶対に怪我出来ない期間中。まあ、怪我はいつでもしちゃいけないけど。。
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宝篋山(第29回):職場の人と
私が山に行っているということは職場になんとなく知れ渡っていて、宝篋山に連れて行ってほしい、と言った人がありました。その人は以前、道具も色々揃えて筑波山や各地の山に登っていたそうなのですが、一緒に行っていた人が行かなくなったのでやめたそうです。でも、靴やザックはまだあるし、宝篋山に行ったことがないから行ってみたいと。
2020年1月25日(土)
はたして待ち合わせ場所に現れた愛さん(仮名)、日頃からオシャレな方ですが、その日のいでたちはシックなワインカラーの山シャツにカリマーのベストと、なかなかキマってます。そして足元見てびっくり!なんとローバーのタホープロを履いていらっしゃる。ローバーは登山靴の最高峰と言われるブランドで、私の靴よりうんと高いんです。ご本人はその価値が分かっておられないようでしたが、一度ソールも張り替えたとか。
愛さんは私より丁度一回り年上らしく、久しぶりの山なのでゆっくり、いっぱい休憩しながら歩きました。めったにないことだけど、普段山歩きをしない人と山に来ると色々気を使います。「登山キツかった~ もう二度とと行かない!」って思われたら悲しいので、様子を見ながら決して苦しくならない速度で歩き、早め早めに休憩を入れ。
山頂ではお湯を沸かしてお味噌汁のサービス。これもおもてなしの一環ですが、今の季節は個人的にも山頂ランチにあったかいものは嬉しいですね。愛さんは以前、ポットのお湯を使ったことはあったけどバーナーは初めてらしく、とても喜んでくれました。
所要時間は、極楽寺コースの登りに2時間。休憩35分。下りは小田城コースで1時間20分。撮った写真はこの二枚だけ。しかもきのこ…地味。
登りは相手の体調とペース配分が気になって仕方なく、下りは次の予定への時間調整が気になって仕方なく、、何か気になることがあると、写真撮る余裕がなくなるのです。
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